カワサキ W3(KAWASAKI 650RS-W3) と DUCATI 400ss のメンテナンス日記!!

カワサキ W3(KAWASAKI 650RS-W3) と DUCATI 400ss(ドゥカティ 400スーパースポーツ)を中心に日頃行っているメンテナンスやカスタムなどを紹介します。

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■ ドロップハンドルの交換方法 ■

 ドロップハンドルの交換方法 ■


ハンドル(ドロップハンドル)は手が触れる部分なので、
ハンドル幅、曲がり方、素材などの違いが 分かりやすいパーツです。
色々なハンドルを試して、自分の好みのハンドル探してみる事をオススメします。


■今回作業するのはコチラ


完成車の状態はこんな状態です。
巻きもゆるんできたので交換します。



■バーテープをはがす

古いバーテープをはがします。

初めにバーエンドキャップを取外しておきます。
固い場合はマイナスドライバーなどを差込み、こじると良いかと思います。



STIレバーのブラケットカバーをめくります




バーエンドキャップを取外し、STIレバーのブラケットカバーをめくり
準備が出来たらバーテープをはがします。

バーテープ裏側の粘着テープがハンドル側に残ったりしますが、
出来る限りきれいにはがしましょう。




古いバーテープをはがしました



■STIレバーを取外す

アウターケーブル(ブレーキ・シフト)とハンドルを固定しているビニールテープをはがし、
STIレバーをドロップハンドルより抜き取ります。

STIレバーを固定しているボルトはモデルによって位置が異なります。
取扱説明書などで確認してください。

*ここでは ST-7900 で作業をしています。

ST-7900 はブラケットカバーを前方よりめくり STIレバー上部にあるボルトを
5mmのアーレンキー でゆるめまれば、STIレバーの固定がゆるみます。

*この時、完全にボルトをゆるめると固定バンドがSTIレバーから外れてしまいます。
 固定バンドは、取り付けるときの作業性を考えて、
 外れる直前くらいまでにゆるめる程度にしておくと良いです。

 (固定バンドは外してしまっても問題ありません。
  外してしまった場合は紛失しないようにSTIレバーに仮組みしておくのがオススメです)




左右のSTIレバーを外した状態です。



■ドロップハンドルの取外し

ドロップハンドルを固定しているステムのクランプ部分のボルトをゆるめます

クランプの固定ボルトをゆるめる際は均等にゆるめます。

取付と同様にボルトを対角線順にゆるめるクセをつけておくと、
取付時に間違いなく組めるので良いと思います。

 1 → 2 → 3 → 4


の順番にゆるめます。




ドロップハンドルを外した状態 ステム

ドロップハンドルを外した状態 ドロップハンドル

*ハンドルとステムのクランプ径を確認し忘れている場合は確認しておきましょう。
  クランプ径が異なると、ハンドルが固定できません。
  ステムは計測しにくいのでハンドル側での計測をオススメします。

●ハンドルクランプ径の主な寸法: 25.4mm、26.0mm、31.8mm

○クランプ径の計測には
ノギス を使用します。

 画像のドロップハンドル
3T (スリーティー) ERGONOVA PRO はクランプ径:31.8mm です

 取扱いノギス = 
ParkTool (パークツール) DC-1 デジタルノギス



■ドロップハンドルの取付け


ステムのクランプボルトの勘合部をグリスアップします。
(ボルト側をグリスアップしてもかまいません)

これにより 【適切なトルクによる締付け】 と 【焼き付き防止】 を図っています。

■定番のグリス
50g:デュラエースグリス(50g) (Y04110000) シマノ
100g:デュラエースグリス(100g) チューブ入り シマノ(Y04110200)

125g:プレミアム グリス シマノ純正ルブリカント (R2LCGRS125X)
プレミアムグリスはグリスガン (shimano grease gun) シマノ純正ルブリカント
にセットして使用する事が可能です。

*ここで使用しているのは デュラエースグリス(100g) チューブ入り シマノ です




ハンドルを固定しているクランプのボルトを締付ける時は、
上下の隙間が同じくらいになるようにします。

この隙間に差があると均等に力がかからずにゆるみやすくなり、破損の原因となります。

今回はPROのハンドルに交換します
PRO バイブ 7S アナトミック デュアルケーブルルーティング
  *画像のバイブのドロップハンドルは古いモデルになります。
   新しいモデルと若干異なる部分があるかもしれません。




ステムのクランプボルトをを締める際は対角線順にボルトを

 1 → 2 → 3 → 4

の順番に締めて固定します。


この順番で締める事によって

【クランプバンドのねじれ防止】 と 【ボルト締め付けトルクの均一化】になります。



■STIレバーの取付け

ドロップハンドルのエンド部分(端っこ)から、STIレバーの取付バンドを通します。
この時、STIレバーの固定バンドのボルトを出来る限りゆるめておくと作業しやすいです。



■ドロップハンドル・STIレバーの取付け角度


ドロップハンドル・STIレバーの取付け角度はきまりがあるようでありません。
要は好みです。

とは言っても、何も基準がないと初めて交換する人は困ってしまうと思うので、
取付け角度の目安として参考例を紹介しておきます。

例1.ドロップハンドルの取付け角度

上ハンとSTIレバーの上面を合わせる
アナトミック、アナトミックシャロー の形状にオススメの取付け角度

■参考■
画像のハンドルとステムは下記のモデルです
ハンドル:Deda ELEMENTI ZERO 100 (デダ ゼロ 100) アルミ ドロップハンドル
ステム:Deda ELEMENTI ZERO 100 SERVIZIO CORSE
       (デダ ゼロ 100 SC) アルミ ハンドルステム



例2.ドロップハンドルの取付け角度

下ハンの直線部とSTIレバー先端部を一直線上に合わせる
丸ハンの形状にオススメの取付け角度

■参考■
画像のハンドルとステムは下記のモデルです
ハンドル:3T (スリーティー) ドロップハンドル ROTUNDO LTD
ステム:PRO バイブ7S ロード オーバーサイズ アヘッドステム
  *画像のバイブのステムは古いモデルになります。
   新しいモデルと若干異なる部分があるかもしれません

*ここで紹介している取付角度はあくまで目安です。
 ハンドル形状によってはブラケットの握り心地は良いが、下ハンが握りにくかったりします。
 ハンドル取付け角度、およびSTIレバー取付け角度をを色々調整し、
 自分のベストポジションを探してみてください。



■STIレバーの左右の取付け位置を合わせる

定規などをあてがい左右のSTIレバーの高さを合わせる目安にします。

この状態は写真右(左手側)の隙間が大きくので、
写真右(左手側)が下がっている事になります




左右のSTIレバーを同じ高さになるまで、調整・確認を繰り返します

左右の隙間が同じ位になりましたので、これで左右均等になったと思います。




ドロップハンドルによっては目盛りが付いている物がありますが、
この目盛りがずれている場合が多々ありますので注意してください。

今回も左右でこれだけ目盛りに差が確認できました。
上段:左手側 / 下段:右手側




次にSTIレバーの向きを調整します。

自転車の後方から確認し、左右の取付け角度が合うように調整します。
下ハンの中心線上にSTIレバーの中心が来るように取付けを調整します。

*この状態で走行し、ハンドルの取付け角度・STIレバーの高さ・角度を確認します。
  違和感があれば、もう一度調整してベストな位置に持ってきましょう。



*STIレバーの固定は、
ST-7900 の場合は 5mmのアーレンキー を使用してボルトを締付け固定します。


■参考■
ST-7900
の締付け指定トルク 6-8N・mです
カーボンハンドルに取付ける際は、
ハンドルメーカーの指定するトルクを守って取付けてください。
カーボンの場合は、オーバートルクで締め付けると割れるおそれがあります。

アルミ・スチールの場合でもトルクは守るのがベストなのはもちろんですが。



■アウターケーブル(ブレーキ・シフトケーブル)を固定する


バーテープを巻く前に、アウターケーブル(ブレーキ・シフトケーブル)を
ドロップハンドルに固定します

ビニールテープでアウターケーブル(ブレーキ・シフト)が浮かないように固定します。

画像の数箇所固定でも良いですが、
バーテープ同様にぐるぐる巻きにする方がなお良いです。
アウターケーブルの固定がしっかりしている方が制動時にロスが少なくなり、
ブレーキタッチに違いが出てきます。


■バーテープを巻く(取付ける)


バーテープを巻けば、ドロップハンドルの交換完了です。

■参考■
バーテープ:fizi:k バーテープ with fi'zik logo カラー:ホワイト ロゴ



バーテープの巻き方はこちらの バーテープの巻き方 を参照ください。

テーマ:自転車(スポーツ用) - ジャンル:スポーツ

  1. 2011/12/22(木) 19:00:00|
  2. ロードバイク(ロードレーサー)
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■ バーテープの巻き方 ■

 バーテープの巻き方 ■


バーテープは破れ、ゆるみ、汚れがあった場合は交換しましょう。
また、バーテープはカラー・デザインを変える事で
自転車のイメージを変える事ができるで、
自転車のルックスを変えたい時にも交換はオススメです。


■今回作業するのはコチラ


完成車の状態はこんな状態です。
巻きもゆるんできたので交換します。



■バーテープをはがす

古いバーテープをはがします。

初めにバーエンドキャップを取外しておきます。
固い場合はマイナスドライバーなどを差込み、こじると良いかと思います。



STIレバーのブラケットカバーをめくります




バーエンドキャップを取外し、STIレバーのブラケットカバーをめくり
準備が出来たらバーテープをはがします。

バーテープ裏側の粘着テープがハンドル側に残ったりしますが、
出来る限りきれいにはがしましょう。




古いバーテープをはがしました

*この作業はハンドル交換と一緒に行いましたので、途中ハンドルが変わっています。
  その点、ご了承ください。


*バーテープを巻く前にバーテープの裏側に両面テープが付いてい る場合は、
両面テープの剥離紙を全てはがしておきます。
バーテープを 巻きながら、剥離紙をはがすのは面倒なので先にはがしておく方が作業しやすいです。

では、バーテープを巻き始めます。


■バーテープを巻く (エンド)

バーテープを巻き始めるエンド側はバーエンドキャップをはめるため、
すこし長めにし、余らせておきます。

余らす長さは、ハンドルの内径・キャップの大きさによって異なります。

バーテープを巻く方向は、外側から内側に向かって巻くようにしてします。
反対方向に巻くとハンドルを握った時に力を込める方向と逆になるので
ゆるみやすくなります。

バーテープを巻く時はしっかりと引っ張りなが ら巻いて行きます。
引っ張る力が弱いとゆるみやすくなります。
(極度に引っ張り過ぎるとバーテープがちぎれます。巻く力加減に注意してください)

バーテープを巻く間隔は、1/3〜1/4 重なる位で巻いていきます。

*バーテープにロゴ・デザインがある場合
向きに注意しましょう。乗車した姿勢でロゴが読める向きが正位置になります


■バーテープを巻く (STIレバー) : 右側

 1 → 2

*STIレバー上側は
  ドロップハンドルとSTIレバーの間にバーテープの中心がくるように巻きます。



 3 → 4

*STIレバー下側も
  ドロップハンドルとSTIレバーの間に、バーテープの中心がくるように巻きます。



 5 を経由して、ハンドル内側よりバーテープを上側に引けば、
STIレバー部のバーテープ巻きは完了です。

次に、上側に引っ張ってあるバーテープを上ハンに巻いていきます。

下ハン同様に 1/3〜1/4 重なる位でバーテープを
ハンドルクランプ部に向かって巻いていきます。
ブレーキケーブル・シフトケーブルが浮かないように押さえながら、しっかりと巻きます。


■上ハン部でバーテープを固定する

ハンドルクランプ部手前まできたら、バーテープを斜めにカットし、付属のテープを巻きます。

この時、テープの端部分の持たないようにします。
持ってしまい指紋が付くと粘着力が低下し、はがれやすくなります。

*ゆるみが心配な場合はビニールテープを貼付け固定した後に、
  付属のテープを巻くと良いです。



最後にバーエンドキャップを取付けます。
最初に余らしたバーテープを内側に曲げ、バーテープに癖をつけます。

バーテープの巻き方向に合わせて回しながらエンドキャップをはめます。
エンドキャップにロゴ・デザインがある場合は向きにも注意してください。

*手ではまらない時はプラスッチックハンマー(プラハン)でたたき入れると良いです。


■バーテープを巻く (STIレバー) : 左側
画像がないと分かり辛いと思うので、左側も撮影しました。
左側 は画像のみの紹介します。ご了承ください。





■完成状態
左右共にバーテープを巻き、エンドキャップをはめ込めば完成です


■参考■
バーテープ:fizi:k バーテープ with fi'zik logo カラー:ホワイト ロゴ

バーテープ → 販売ページ


ついでにドロップハンドルの交換を考えているのであれば、
こちらの ドロップハンドルの交換方法 を参照ください。

テーマ:自転車(スポーツ用) - ジャンル:スポーツ

  1. 2011/12/22(木) 18:00:00|
  2. ロードバイク(ロードレーサー)
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■ BB30(ビービーサーティー)ベアリングの取外し方法 ■

無題ドキュメント
 BB30(ビービーサーティー)ベアリングの取外し方法 ■

BB30(ビービーサーティー)は圧入タイプのBB規格になり、
JISやイタリアンなどとはベアリング(ボトムブラケット/BB)の
取外方法が異なりますので、紹介します。

■BB30(ビービーサーティー)
2008年にキャノンデール(cannondale)が提案した大口径BB規格です。
クランク軸径が30mmと大口径となっており、
専用のBBシェルが採用されたフレームにラジアルベアリングが圧入されています。
その為、JIS規格・イタリアン規格のBBとは互換性がありません。


■今回作業するのはコチラ

Cannondale CAAD10 5 105 (キャノンデール キャード10 5 105)

クランクセット FSA Gossamer Pro BB30, 50/34



用意する専用の工具は
ParkTool (パークツール) BBT-30.3 BBベアリングツールセット です



■クランクセットを取外します


左クランクを取外した状態


右クランクを取外した状態

左右クランクとスペーサーなどの小物を外すとベアリングが見えてきます。



■片側のベアリングを取外す

片方のベアリングの穴に リムーバーBBT-30.3 を斜めにしながら差込み、
反対側のベアリングの内側に BBT-30.3 を合わせます。

*この作業は左右どちら側から行ってもかまいません


■注意■
反対側のベアリングの内側に BBT-30.3 を合わせる際は、
ベアリング内側に配置されている スナップリング/Cクリップ (ベアリング ストップ)に
BBT-30.3 が接触しないように注意しましょう。
誤って作業すると、 スナップリング/Cクリップ (ベアリング ストップ)などを
破損・変形させるおそれがあります。

   ↓↓↓
スナップリング/Cクリップ (ベアリング ストップ) はこんな感じで確認できます。

クランクを取外し、ベアリングが付いた状態で撮影。
BBシェル内部にスナップリング/Cクリップ (ベアリング ストップ)が確認できます。



BBT-30.3 のガイドブッシング(青色・プラスチック製)を
ベアリングにセットします。




ガイドブッシング(青色・プラスチック製)をベアリングにセットした状態

*ガイドブッシング(青色・プラスチック製)はベアリングに対して垂直にリムーバーを当て、
  ベアリングを真っすぐに押し出す役割を担っています




フレームをしっかり保持し、ハンマー で リムーバー(BBT-30.3) を叩き、
ベアリングを押し出します。

*ベアリングを押し出すことができない場合、リムーバー(BBT-30.3) を回転させ、
 ベアリング と リムーバー(BBT-30.3) の接地位置を変えながら少しずつ押し出しましょう



■反対側のベアリングを取外す
取外したベアリング側からリムーバー(BBT-30.3)を差込み、
ガイドブッシング(青色・プラスチック製)をBBシェルにセットします。

ベアリングがない状態でセットしているので、
ガイドブッシング(青色・プラスチック製)が先の作業時に比べて、
奥に入っているのが確認できます。(2つ上段の画像と比べて見てください)

*ガイドブッシング(青色・プラスチック製)はベアリングに対して垂直にリムーバーを当て、
  ベアリングを真っすぐに押し出す役割を担っています




先に外したベアリングと同様に、フレームをしっかり保持し、ハンマーでリムーバーを叩き、
ベアリングを押し出します。

*ベアリングを押し出すことができない場合、リムーバー(BBT-30.3) を回転させ、
 ベアリングとリムーバー(BBT-30.3) の接地位置を変えながら少しずつ押し出しましょう

画像は左右のベアリングを取外した状態です。

BBシェル内部に見えるのは ベアリングストップ(スナップリング/Cクリップ) です。
左右各1個配置されています。




■ベアリングストップ(スナップリング/Cクリップ)を取外す
 
(必ず必要な作業ではありません)

BBシェル内部には、ベアリングの位置決めをしている
ベアリングストップ(スナップリング/Cクリップ)がセットされています。

ベアリングのみを交換する場合などは、
ベアリングストップ(スナップリング/Cクリップ)を取外す必要はありません。
もし取外す場合は、スナップリングプライヤーやマイナスドライバーを使用して取外します。

テーマ:自転車(スポーツ用) - ジャンル:スポーツ

  1. 2011/11/09(水) 21:00:00|
  2. ロードバイク(ロードレーサー)
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■ チューブラータイヤの取付け 接着テープ使用編 (ロードバイク) ■

 ■ チューブラータイヤの取付け 接着テープ使用編 (ロードバイク) ■

ここではロードバイクのチューブラータイヤの取付方法を紹介します。

使用するパーツはこちら



シマノ WH-7900-C35-TU ホイール DURA-ACE カーボンリム (チュブラー用) shimano
にチューブラータイヤを取付けます

使用するタイヤは、
SOYO (ソーヨー) 【チューブラー】 シームレスロードCR-II 700x22C

今回はチューブラータイヤ専用接着テープでタイヤを接着します
チューブラータイヤ専用接着テープは宮田工業株式会社製を使います
長さが2種類あるので、使用頻度で選ぶのが良いかと思います。
商品の接着テープ自体は同じ物です。

短い方:TTP-2 チューブラーテープ 16mm x 5M 宮田工業
長い方:TTP-1 チューブラーテープ 16mm x 20M 宮田工業

*作業の流れも宮田工業さんの順序に沿って行っていきます。



ここからは実作業の状態で作業を紹介します
まず、リムをウエス(乾拭き)でリムを拭き、きれいにします

アルミリムの場合、パーツクリーナーなどで脱脂するのも良いですが、
今回はカーボンリムなのでパーツクリーナーを使わずに乾拭きできれいにします。

*カーボンなどリムの素材によっては、
  パーツクリーナーが素材を傷めることがあるので注意してください。


*汚れがあるとチューブラーテープの載りが悪く
  タイヤの接着が適正に行われないことがあります。

*使用していたリムの場合、
  リムセメント チューブラーテープ などは十分に取除いてください。
  油分同様、リムの表面に汚れやゴミがあるとチューブラーテープの乗りが悪く、
  タイヤの接着が適正に行われないことがあります。






リムをきれいにしたら、リムにチューブラーテープを貼りつける

バルブホール(バルブを出す穴)を起点にチューブラーテープを1周貼付けます。

チューブラーテープのカットはハサミで簡単にカットできます。

*強く引っ張らずリムに押さえつけながら、リムに貼付けましょう。




剥離紙(透明のフィルム)を折り返す

タイヤに貼りつけたチューブラーテープの剥離紙(透明のフィルム)を画像のように、
起点と終点をそれぞれ2-3cmほど折り返します。

*タイヤをリムにセット後、剥離紙(透明のフィルム)を全周剥がします。
  その際に起点と終点の折り返した箇所から剥離紙(透明のフィルム)を剥がします。
  忘れずに折り返してください。




■タイヤの装着前の準備
シマノ WH-7900-C35-TU のようなディープリムの場合は、
バルブエクステンション(バルブエクステンダー、延長バルブ)の
取付けが必要な場合があります。
事前にリム(ホイール)にバルブ(チューブラータイヤ)を差込み、確認しておきましょう。

WH-7900-C35-TU にはバルブエクステンションが付属していますので、
ここではこれを使います。

*バルブエクステンションはタイヤを装着する前に取付けておきましょう。
  タイヤをホイールに接着した後のバルブエクステンションの取付けは
  困難な作業になる事があります。


○バルブエクステンション(シマノ付属の物)の装着方法は、
  取扱説明書がないので紹介しておきます。

1.コアナットが閉まった状態で”Oリング”をバルブコアの下側にセットします
  (左上の画像の状態)
  *ここでコアナットがゆるんだ状態で”Oリング”を取付けると、
   コアナットに負荷が掛かり、折れたり変形するおそれがあります。


2. コアナットをゆるめます(左下の画像の状態)
  *ここでコアナットをゆるめておかないと、タイヤにエアが入りません。要注意です。

3. (金色の物)を仏式バルブにねじ込み、取付完了です。
  *このバルブエクステンション(金色のWH-7900-C35-TU付属の物)は
    使用できる空気入れ(口金)が制限されるようです。
    装着前に使う空気入れが使用可能か確認する事をオススメします。



*バルブコアが外せる物はコチラもオススメです(長さはリムの厚みに合せて選定します)
ヒラメ バルブエクステンダー 30mm・40mm (仏式バルブ延長キット) 数量:1個


*バルブコアが外せない物はこういうものもあります。
  画像の金色のバルブエクステンションのような形状の物は、
  バルブが開いたままですが、この商品はバルブの開閉が可能です。
パナレーサー synchro_extender シンクロ エクステンダー (SE-38) 数量:2個 1セット




タイヤに空気を入れ(目安としては 1-2気圧程度)、
タイヤの回転方向を確認して、バルブがまっすぐになるようにタイヤをセットする


*タイヤに回転方向の指定がない場合は、
  タイヤのロゴが車体右側(ギアクランク側)になるように取付けましょう




タイヤを下側に引っ張りながら、左右均等にリムに入れていく

*床は硬い方が力が入れやすく作業しやすいです。
 床にはキズを防止するマットや木の板などを敷くことをオススメします。




最後はリムに入りにくいので、親指で押し込みましょう




次にタイヤのセンター出しを行います

*クリンチャータイヤ(W/O)・チューブレスタイヤの場合はタイヤをリムに装着すると
  タイヤのセンターが出ますが、チューブラータイヤはセンターが出ません。
 その為、チューブラータイヤはリムに装着した後、
 タイヤのセンター出しをする必要があります。

 センター出しを行わないと、取付け状態が適正にならない為に性能が発揮されません。


 センター出しは振れ取り台を使用すると作業しやすいです。

■振れ取り台
個人で所有するにはコチラで良いかと思います FT-1 リム振れ取り台 箕浦(ミノウラ)製
ここではこの振れ取り台を使用しています C-330 振取台 【HOZAN】

ショップで使っている振れ取り台 C-330 などは重量があり、強固な作りになっています。
その為、作業時によれることが少なく、作業性の優位性、精度が優れると考えられます。
しかし、個人で所有するには高価です。作業的には FT-1でも可能です。
もし自分で所有、使用したいのであれば、 FT-1 をオススメします。





*リムテープを目安にする場合は、左右のリムテープとリムの間隔を確認します

リムにはめたタイヤは、ほとんどの場合左右によれる状態でリムに収まっています。
ホイールの振れがない状態でもタイヤが振れていては意味がありません。
タイヤ・ホイールの性能を十分に発揮する為にも、
タイヤのセンター出しは必要な作業です。

タイヤのセンター出しは、
タイヤのよれている部分を探して修正(センターに移動)する作業です。
よれている部分を見つけたら、
タイヤを少し持ち上げる感じで少しづつ動かしてセンターを出します。
曲がっていない場合でも、タイヤが傾いてリムに収まっている場合がある。
その場合もセンターが出るように丁寧に作業しましょう。

*センター出しを行う場合は、リムテープとリムの間隔を見ると作業の目安になります。
 タイヤによってはリムテープの位置にバラつきがあると思うので、
 これでセンターが出せると考えないほうが無難だと思います。
 あくまで目安として見ることをオススメします。





センターを確認する

センター出しが全周終わったら、
ホイールを回転させてきれいにセンターが出ているかを確認します。
よれている箇所があれば、再度センター出しを行いましょう。

*センターが出ているかどうかで、走行感に違いが出ます。
 気持ち良く走る為にはセンター出し作業の精度が大きく影響します。
 出来るだけ細やかに作業することを心得ましょう。




剥離紙(透明のフィルム)を引抜く

剥離紙(透明のフィルム)を引抜きます。引抜く方向は画像の左方向になります。



*作業中に剥離紙(透明のフィルム)が引抜き辛い場合や、
 千切れるような時はタイヤを持上げながら、
 剥離紙(透明のフィルム)を引抜いてください。




タイヤを接着する

剥離紙(透明のフィルム)を抜き取ったら再度、タイヤのセンターを確認し、
一度タイヤの空気を抜いてタイヤをリムに押付け接着します。

*押付けることでチューブラーテープ内の発泡構造による厚みが
  タイヤコットン部の細かな凹凸をとらえてより高い接着効果を発揮します。




空気を入れる

タイヤをリムに押付け接着したら、空気を入れ作業完了です。
乗車前には、側面よりチューブラータイヤとリムの接着面を確認し、極度の浮上りなどがないか確認してください。


*空気圧はタイヤの指定値に従ってください。

宮田工業製のチューブラーテープは、感圧接着剤を使用しているため、
  高圧でリム接着面とタイヤコットン部とが押付けられることで接着機能が開始され、
  高い接着性が得られます。
  (感圧接着剤とは圧力を加えることで接着効果を発揮する接着剤のことのようです)

*空気を入れた状態で乗車可能な接着性が得られていますが、
  慣らし運転をすることを宮田工業は推奨しています。
  慣らし運転をすることでチューブラータイヤとリムの浮上りを解消し、
  気密性と接着性を高めることができるとのことです。
  更に、その後に空気圧を2気圧程度に下げて一晩程度放置することで、
  より確実な接着性を得ることができるとのことです。

*浮上りについて
 使用タイヤ裏側の縫い合せ部分のバラツキや、
  リムの断面形状、アイレット部の影響で浮上りが解消しない場合には、
  チューブラーテープを2重に使用することでより広い接着面を確保できます。
 この際、重ねるチューブラーテープチューブラーテープの間に
  空気が入らないように注意してください。



■リムセメントによるチューブラータイヤの取付けは下記を参考にしてください。
  ↓
チューブラータイヤの取付け リムセメント使用編 (ロードバイク)

テーマ:自転車(スポーツ用) - ジャンル:スポーツ

  1. 2011/11/08(火) 21:00:00|
  2. カワサキ W3 (KAWASAKI 650RS-W3)
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■ チューブラータイヤの取付け リムセメント使用編 (ロードバイク) ■

 ■ チューブラータイヤの取付け リムセメント使用編 (ロードバイク) ■

ここではロードバイクのチューブラータイヤの取付方法を紹介します。

使用するパーツはこちら



・手組みのホイール
■前ホイール
前ハブ(フロントハブ):HB-7900 シマノ DURA-ACE (28H)
リム:AMBROSIO CRONO F20 (アンブロッシオ クロノ フォーミュラ20)27インチ チューブラー用リム 28H
スポーク:DT SWISS Competition コンペティション 1.8/1.6 バテッド スポーク 【シルバー】 (長さ:302mm)
ニップル:DT SWISS アルミ カラーニップル (1.8mm(#15)ブルー)

■後ホイール
後ハブ(フリーハブ):FH-7900 シマノ DURA-ACE (28H)
リム:AMBROSIO CRONO F20 (アンブロッシオ クロノ フォーミュラ20)27インチ チューブラー用リム 28H
スポーク:DT SWISS Competition コンペティション 1.8/1.6 バテッド スポーク 【シルバー】
  (長さ:左303mm/右302mm)

ニップル:DT SWISS アルミ カラーニップル (1.8mm(#15)ブルー)

*ニップルは画像には入っていません

で組立てたホイールにチューブラータイヤを取付けます

使用するタイヤは、
challenge CRITERIUM (チャレンジ クリテリウム) 28"x22mm カラー:ブラックxスキン (27”チューブラー対応)

今回はリムセメントでタイヤを接着します
リムセメントは RC-100 リムセメント缶入り panaracer(パナレーサー) チューブラータイヤ用 接着材 を使用します


ここからは実作業の状態で作業を紹介します
まず、リムをパーツクリーナーなどで脱脂します
脱脂する際はウエスに付けて拭き取りましょう。


*新しいリムは生産時に油分が付いている事が多々あり、
  リムの表面に油分があるとリムセメントが乗りが悪くタイヤの接着が適正に行われない事があります。


パーツクリーナーは
速乾性の WAKO'S(ワコーズ)BC-B ブレーキ&パーツクリーナー9 A189 和光ケミカル がオススメです。
*今回の作業では速乾性の方が乾くまでの待ち時間を短縮できるので適していると考えます。





脱脂したら、リムにリムセメントで下地(ベット)を作ります

使用するリムセメントは panaracer(パナレーサー) RC-100 リムセメント缶入り
フタにハケが付属しているので作業しやすくオススメです。

*使用していたリムの場合、下地(ベット)があれば一度塗れば良いと思います。

今回のような新しいリムの場合は、3-4回薄く塗り下地(ベット)を作りましょう。。
塗り重ねる際は乾かしながら塗り、爪で引っかいてもはがれない位が目安です。

*下地(ベット)を作った後は1週間程度置き、リムセメントを十分に乾かす。
  この乾燥時間が短いと、タイヤを剥がす時に下地(ベット)が剥がれてしまう事がある。
 次回のタイヤ交換の事を考えると、時間を置いてしっかり接着する事をオススメします。





タイヤに空気を入れ(目安としては 1-2気圧程度)、
タイヤの回転方向を確認して、バルブがまっすぐになるようにタイヤをセットする


*タイヤに回転方向の指定がない場合は、
  タイヤのロゴが車体右側(ギアクランク側)になるように取付けましょう




タイヤを下側に引っ張りながら、左右均等にリムに入れていく

*床は硬い方が力が入れやすく作業しやすいです。
 床にはキズを防止するマットや木の板などを敷くことをオススメします。




タイヤを下側まで左右均等に引っ張りながら、リムに入れて行きます

最後はリムに入りにくいので、親指で押し込みましょう




次にタイヤのセンター出しを行います

*クリンチャータイヤ(W/O)・チューブレスタイヤの場合はタイヤをリムに装着するとタイヤのセンターが出ますが、
 チューブラータイヤはセンターが出ません。
 その為、チューブラータイヤはリムに装着した後、タイヤのセンター出しをする必要があります。

 センター出しを行わないと、取付け状態が適正にならない為に性能が発揮されません。


 センター出しは振れ取り台を使用すると作業しやすいです。

■振れ取り台
個人で所有するにはこのあたりで良いかと思います TRUE-PRO 2 リム振れ取り台 箕浦(ミノウラ)製
ここではこの振れ取り台を使用しています C-330 振取台 【HOZAN】

ショップで使っている振れ取り台 C-330 などは重量があり、強固な作りになっています。
その為、作業時によれる事が少なく、作業性の優位性、精度が優れると考えられます。
しかし、個人で所有するには高価です。作業的にはTRUE-PRO 2でも可能です。
もし自分で所有、使用したいのであれば、TRUE-PRO 2 をオススメします。




*リムテープを目安にする場合は、左右のリムテープとリムの間隔を確認します

リムにはめたタイヤは、ほとんどの場合左右によれる状態でリムに収まっています。
ホイールの振れがない状態でもタイヤが振れていては意味がありません。
タイヤ・ホイールの性能を十分に発揮する為にも、タイヤのセンター出しは必要な作業です。

タイヤのセンター出しは、タイヤのよれている部分を探して修正(センターに移動)する作業です。
よれている部分を見つけたら、タイヤを少し持ち上げる感じで少しづつ動かしてセンターを出します。
曲がっていない場合でも、タイヤが傾いてリムに収まっている場合がある。
その場合もセンターが出るように丁寧に作業しましょう。

*センター出しを行う場合は、リムテープとリムの間隔を見ると作業の目安になります。
  タイヤによってはリムテープの位置にバラつきがあると思うので、
 これでセンターが出せると考えないほうが無難だと思います。あくまで目安として見る事をオススメします。





センターを確認する

センター出しが全周終わったら、ホイールを回転させてきれいにセンターが出ているかを確認します。
よれている箇所があれば、再度センター出しをしましょう。

*センターが出ているかどうかで、走行感に違いが出ます。
 気持ち良く走る為にはセンター出し作業の精度が大きく影響します。
 出来るだけ細やかに作業する事を心得ましょう。




空気を入れ、リムを脱脂する

空気を入れ、最後にリム側面(ブレーキシュー接触面)を脱脂して作業完了です。

今回使用したリムセメント panaracer(パナレーサー) RC-100 リムセメント缶入り は速乾性の為、
接着作業後の走行は可能ですが、コーナリングなどでタイヤの横方向に圧力が掛かった場合、
リムから外れるおそれがありますので、24時間乾燥させてから使用する事をオススメします。

*空気圧はタイヤの指定値に従ってください。

*タイヤを接着する際に使用したリムセメントがリム側面(ブレーキシュー接触面) が付着していると、
  ブレーキング時に悪影響を引き起こす場合があるので
  リム側面(ブレーキシュー接触面)はきれいにしておきましょう。



■接着テープによるチューブラータイヤの取付けは下記を参考にしてください。
  ↓
チューブラータイヤの取付け 接着テープ使用編 (ロードバイク)

  1. 2011/10/26(水) 21:00:30|
  2. ロードバイク(ロードレーサー)
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